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相変わらずのいつもの面々


●魔王様(『魔界の侯爵』アサンフィラス)

 言わずと知れた魔王様。魔界の四大実力者の一人。魔王の中でも名門中の名門の出で、名実ともにTOPクラス。
 周りから二代目と言われることが嫌いで、『魔王らしくない』のは魔界でも有名。大魔王から嫌われているとかいないとか。『魔王らしく』行動しようとしてもことごとく裏目に出るので、最近はもうどこかあきらめている。弱点は『ポニーテールのボクっ娘』。
 今回は途中で一旦退場。役回り上、突っ込みはやや控えめになっている?

●『勇者』ジョヴァンニ

 聖剣『ジャッジメント』が選んだ勇者。自らの信念を貫くために最大限の努力を惜しまない青年。
 まだ青年、ぎりぎり青年、もう少しで壮年なお年頃。現在は一流の料理人になるという目的のため、日夜努力を重ねている。趣味はネットだが、意外なことに携帯でネット閲覧はしない。意外と物持ちがよく、Victor製のInterLinkをモバイルとして未だに使い続けている。聖剣『ジャッジメント』は彼を選んで後悔しているとか。
 1、2作目ともに脇役だったため、今回は舞台の中心に躍り出ることを狙うが……?

●『武者』ナオザネ

 『刀』を操る東方の戦士。勇者ジョヴァンニを自らの主と定め、旅を共にする。
 どぶろく造りが得意で、これで一生を終えるのも悪くないと思っている。果実酒、ワインにも造形が深く、そこそこのものなら作れるが、蒸留酒は造れない。現在ジョヴァンニの酒場に出てくる酒はほとんどナオザネ製。隠れメイドフェチな37歳独身。一時期、髪の毛が薄くなってきたが、今のところ進行していない。
 今回は年長者として振る舞う場面が幾つかあり、これまでになく目立っている。

●『くのいち』お絹

 勇者ジョヴァンニと行動を共にする、暗殺集団『忍』の村出身の女性。
 が、『出身』がそこなだけで、本格的な修行はやっていない。使っている忍術(もどき)は見よう見まね。初登場時名前を紹介されないという仕打ちの中、名前を覚えてくれた魔王様の事が気になるお年頃…というか、もはやべったり。趣味はキノコ栽培だが、しいたけは食べられない。
 2作目で舞台の中心にいたので、今回の活躍は控えめ。台詞もどちらかというと受けに回っている。

●『魔法使い』ジェニファー

 勇者ジョヴァンニと旅を共にする魔女。魔法使いとしての素質は高く、魔術師ギルドでは将来を期待されていた。
 が、同人活動に没頭して修行を怠り、『ファイアT』しか使えないレベル2。クールな外見とは裏腹に少女趣味で、自身が経営する雑貨屋『ねこのめ』はアクセサリーやかわいいイラストで埋め尽くされている。趣味は同人誌。ついにペンタブを買ったものの、パソコンの反応が遅く、お金が無い中どうやってパソコン本体を買い換えるか悩み出した。
今回はジョヴァンニチームの参謀役として、これまでの影の薄さを大いに挽回。それどころか4人の中では一番目立っている?



再登場キャラ達


●『術師』クリス

 トレジャーハンターとして活躍する術師。若いながらも堅実な仕事ぶりで、最近名が売れ出した。2作目の『モートンの黄金』探しにおいて魔王様と行動を共にした。
 エロ・シモネタ系に過敏に反応する純情少年だが、深いネタにも反応できるカマトト少年。趣味はカーレース全般で、免許が取れるようになったらいつかスポーツカーを買おうという野望がある。ラブコメーズの片割れとして魔王城城下では有名。
 今回はジョヴァンニチームとは別チームで行動。男の子としての一面を見せる場面も。

●『格闘娘』飛娘(フェイニャン)

 クリスと行動を共にする少女。力の無さを技とスピードでカバーする格闘娘。2作目の『モートンの黄金』探しにおいて魔王様と行動を共にした。『飛娘』は偽名。
 エロ系のネタでクリスをからかうことが多いが、実のところそんなに知識は無かったり。ラブコメーズのラブコメ娘担当。将来の夢はお花屋さんで、好きな花はかすみ草。ひまわりは大きな目玉で見られているようで嫌い。
 今回もクリスとともに登場するが、全般を通じてアピールが弱い?


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