楽屋（人物紹介）

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戦う軍人達

●『パングート王子』マテュー

　ポコポ湖一帯を統治するパングート王国の王子。高い地位にいながらも心優しく謙虚な性格で、国民からも慕われている。
　演じる役者はオーディションからの選抜で、顔で選ばれた。当初は演技力に疑問が持たれていたが、『進め！マテュー王子』と本作の両方で完璧に演技を切り分けるなど、今後の活躍が期待される。趣味はゾイドでゴドス派。

●『軍師』ギュンター

　パングートの軍師。東方のクリンカ公国との紛争では、たぐいまれな才能と読みの鋭さで優勢を取り戻した。
　元々は在野の書生だったが、王の遠征中に見いだされ登用される。始めは兵の犠牲をいとわない作戦で『氷の男』と毛嫌いされていたが、王から諫められた後は犠牲を減らすことにも気を払うようになった。ここ数年は将軍達からも信頼を得られるようになっている。役者は最近俳優業に転向したばかりの元アナウンサー。広島カープのファン。

●『白鉄重歩兵団団長』ブラセドネヴィック

　パングート最強の戦闘集団『白鉄重歩兵団』の団長。常勝無敗の名を欲しいままにする希代の名将。
　実力・人格共に優れ、兵の人望も厚い将軍として物語の転機に深く関わってくる予定だったが、作者がほんのちょっとした台詞をドイブラー（後述）に言わせてしまったために、流れ的にその役がドイブラーに移ってしまった。~~おかげで作中ではほとんど何もしなくなった不遇なキャラ。登場時のインパクトだけがやたらと強い。~~「魔王のコミカル劇場１・２・３！」でシーンが追加されたため、それなりに目立つようになった。

●『赤盾親衛隊隊長』アレンス

　パングート王国『赤盾親衛隊』隊長。冷徹とも言える性格で首都の治安を取り仕切っている。
　お笑い漫談コンビ『Ｂ＆Ｒ』のＲの方。ドイブラーを無理矢理連れて上京し、芸能活動を始めた。最近名が売れ出したため、事務所がここが勝負と本作への出演を売り込んだ。始めはちょい役の予定だったが、カメラテストで代役を演じていたところ、その演技力を買われて抜擢された。次は歌手デビュー（本人談）と、最近浮かれ気味。

●『蒼天騎士団団長』ドイブラー

　パングート王国『蒼天騎士団』団長。剣の腕、軍の采配、人格ともに供えたパングートの名将の一人としてパングート軍主力の一翼を担う。
　お笑い漫談コンビ『Ｂ＆Ｒ』のＢの方。アレンスが抜擢されたため、それに引きづられてドイブラーも抜擢された。しかもちょっとした台詞を担当したがために、物語の転機に深く関わる役に。もともと漫談ネタ出しで多くのメディアや資料を分析する等マジメな性格だったので、うろたえつつも必死で演技の勉強をし、若き実力派として才能を開花させつつある。本当は実家の農業を継ぎたくて仕方がない東北人。

●『ポルチカ駐屯軍司令』ゴーウィット

　パングート西方にあるポルチカの駐屯軍司令。将として高い実力の持ち主だが、常に六分勝ちの堅実派なので、国民にはあまり知られていない。
　元は東方の対クリンカ戦線の司令官だったが、戦線維持に終始し攻勢に転じなかったことと、一大攻勢が始まったために役目を終え西方の閑職に異動させられた。かなりの常識人なのだが、実直に過ぎることから『作中一番の常識人』の座をマルクに奪われた。趣味はサーフィン。

●『北の領主』ルドルフ

　パングート北方の地シュネーベルグを治める伯爵。遊撃を得意とする独立混成団の団長。
　先代が早く亡くなったため若くして伯爵の地位を引き継いだ。マジメ実直な軍人達の中における天真爛漫な清涼剤キャラ。彼の指揮する独立混成団は屯田兵であり、普段は領地で農業にいそしんでいる。実はレニ（後述）のマネージャーなのだが、レニの推挙でこの役を演じることに。その性格は演技ではなく、ほとんど素のまま。オフの日はよく猫カフェに行く。

●『従者』レニ

　ルドルフの従者。ルドルフ影のように付き従い、主人を的確にサポートする。
　普段は寡黙で出しゃばることがないが、いざというときには自らの身を挺して主人を守る『ルドルフの剣であり盾』。剣の達人でもある。ルドルフの納める領地には『レニファンクラブ』があったが、現在とある事情により活動停止中らしい。オフの日もルドルフと一緒にいる。趣味はよくわかっていない。

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